和気遠舟(読み)わけ えんしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和気遠舟」の解説

和気遠舟 わけ-えんしゅう

1653-? 江戸時代前期の俳人
承応(じょうおう)2年生まれ。大坂の人。西山宗因門人井原西鶴としたしく,門人に歌舞伎役者がおおかった。書家としても知られた。別号に東柳軒,朧麿(おぼろまろ)。編著に「遠舟千句附」「太夫桜」「姿かな」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android