和田助氏(読み)にぎた すけうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和田助氏」の解説

和田助氏 にぎた-すけうじ

?-? 南北朝時代武将
和田助泰の子。南朝方につき,河内(かわち)・和泉(いずみ)(大阪府)で北朝軍とたたかう。延文5=正平(しょうへい)15年(1360)南朝から和泉近木郷などの所領,所職(しょしき)をみとめられたが,同年北朝軍の畠山国清降伏応安2=正平24年南朝にもどったが,応安7=文中3年ふたたび北朝に投降した。通称は左衛門蔵人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android