和田荘(読み)にぎたのしょう

世界大百科事典(旧版)内の和田荘の言及

【和田氏】より

…《和田系図》によると右大臣大中臣清麻呂の後胤で,11世紀末ころ和泉国大鳥郡和田郷の開発領主となり,和田氏を称するようになったと考えられる。鎌倉時代には御家人となり,さらに13世紀初めにその所領を金剛寺に寄進し和田荘が成立した。和田氏はその荘官職を相伝したが,所領保全のため春日社にも同荘を寄進し,摂関家にも仕えた。…

※「和田荘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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