咳一咳(読み)がいいちがい

精選版 日本国語大辞典 「咳一咳」の意味・読み・例文・類語

がい‐いちがい【咳一咳】

〘名〙 (「咳」は、せきばらいの意) 一声せきばらいをすること。
江戸繁昌記(1832‐36)三「咳一咳、縦横に説き起こす」

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デジタル大辞泉 「咳一咳」の意味・読み・例文・類語

がい‐いちがい【×咳一×咳】

[名](スル)1回せきばらいをすること。
「俊三は…―しておもむろに椅子を離れた」〈木下尚江良人の自白

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