咳気(読み)ガイケ

デジタル大辞泉 「咳気」の意味・読み・例文・類語

がい‐け【×咳気】

がいき(咳気)」に同じ。〈日葡

がい‐き【×咳気】

せきが出ること。また、せきの多く出る病気をいう。がいけ。
「此のわたりの人、古くは、風引きたることを―といへりき」〈玉勝間一二

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「咳気」の意味・読み・例文・類語

がい‐き【咳気】

〘名〙 せきをすること。また、せきの出る病気。かぜ。がいけ。
※殿暦‐康和四年(1102)一一月六日「戌剋許参内、御風気并御咳気御也」

がい‐け【咳気】

〘名〙 =がいき(咳気)日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android