哀史(読み)あいし

精選版 日本国語大辞典 「哀史」の意味・読み・例文・類語

あい‐し【哀史】

〘名〙 かなしい歴史。悲史
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉巻外「従姉従妹(いとこふたり)の事は、細かに述ぶれば其れ丈で一篇の哀史が出来申候」

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デジタル大辞泉 「哀史」の意味・読み・例文・類語

あい‐し【哀史】

悲しい出来事をつづった物語。悲しい歴史。「吉野朝哀史

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