哀絶(読み)あいぜつ

精選版 日本国語大辞典 「哀絶」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぜつ【哀絶】

〘形動〙 あわれこの上ないさま。
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉二「猿の稟性素と怯懦なるを以て、為めに恐慌し、凄絶哀絶なる啼声を放ちて」

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デジタル大辞泉 「哀絶」の意味・読み・例文・類語

あい‐ぜつ【哀絶】

[名・形動]非常に悲しいこと。また、そのさま。
凄絶せいぜつ―なる啼声を放ちて声声相和す」〈志賀重昂・日本風景論〉

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