品胎(読み)ひんたい

精選版 日本国語大辞典 「品胎」の意味・読み・例文・類語

ひん‐たい【品胎】

〘名〙 三児を一度に受胎すること。また、三児が一度に生まれること。三つ児。三生児。〔褚氏遺書‐受形

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デジタル大辞泉 「品胎」の意味・読み・例文・類語

ひん‐たい【品胎】

《「品」の字が三つの部分よりなるところから》一度に三児を妊娠すること。また、一度に三児が生まれること。三胎。三つ子

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世界大百科事典(旧版)内の品胎の言及

【出産】より

…平均妊娠期間は,ヒトでは平均280日であるが,動物では表1のとおりである。
[胎児の数による分け方]
 胎児の数により,胎児1人を分娩するのを単胎分娩,胎児が複数のときを多胎分娩(3人を3胎または品胎,4人を4胎または要胎,5人を5胎など)といい,9胎分娩までの報告がある。多胎分娩の頻度としてはヘリンの式があり,n胎は単胎分娩80n-1に対して1回みられる。…

※「品胎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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