哥沢 芝金(3代目)(読み)ウタザワ シバキン

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「哥沢 芝金(3代目)」の解説

哥沢 芝金(3代目)
ウタザワ シバキン


職業
うた沢節演奏家

肩書
うた沢芝派3代家元

本名
柴田 勢以

別名
前名=哥沢 芝勢以(初代)(ウタザワ シバセイ),後名=哥沢 土佐

生年月日
天保11年

出生地
江戸・深川熊井町(東京都 江東区)

経歴
20歳の頃、初代哥沢芝金養女となる。明治22年早逝した2代目の後を継いで3代目を襲名。「武蔵野」「軍の神」など新曲を作曲する一方、横浜・名古屋・大阪・京都へも流勢を広げ、うた沢の発展に尽くした。引退後は自宅の常盤木倶楽部で講習会を開き、一門を統率した。41年姪の錦子に4代目芝金を譲り、隠居名土佐を名乗る。

没年月日
明治44年 5月27日 (1911年)

家族
養父=哥沢 芝金(初代)

親族
姪=哥沢 芝金(4代目),哥沢 芝勢以(2代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「哥沢 芝金(3代目)」の解説

哥沢 芝金(3代目)
ウタザワ シバキン

江戸時代末期・明治期のうた沢節演奏家 うた沢芝派3代家元。



生年
天保11年(1840年)

没年
明治44(1911)年5月27日

出生地
江戸・深川熊井町(東京都江東区)

本名
柴田 勢以

別名
前名=哥沢 芝勢以(1代目)(ウタザワ シバセイ),後名=哥沢 土佐

経歴
20歳の頃、初代哥沢芝金の養女となる。明治22年早逝した2代目の後を継いで3代目を襲名。「武蔵野」「軍の神」など新曲を作曲する一方、横浜・名古屋・大阪・京都へも流勢を広げ、うた沢の発展に尽くした。引退後は自宅の常盤木倶楽部で講習会を開き、一門を統率した。41年姪の錦子に4代目芝金を譲り、隠居名土佐を名のる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android