唐丸駕籠(読み)とうまるかご

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「唐丸駕籠」の意味・わかりやすい解説

唐丸駕籠
とうまるかご

目籠軍鶏 (しゃも) 駕籠ともいう。江戸時代民間の重罪犯人の護送に用いたタケ製の駕籠。護送の際は,むしろ,または網を掛けて用いた。しゃものことを唐丸といい,そのタケ籠に似ていたことから,この名がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android