喫緊(読み)きっきん

精選版 日本国語大辞典 「喫緊」の意味・読み・例文・類語

きっ‐きん【喫緊】

〘名〙 (形動) さしせまっていて、大切なこと。また、そのさま。緊要
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「皆人喫緊に心に銘せさるべからさるなり」

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デジタル大辞泉 「喫緊」の意味・読み・例文・類語

きっ‐きん【喫緊/×吃緊】

[名・形動]差し迫って重要なこと。また、そのさま。緊要。「―の問題
[類語]大事重要大切肝心肝心かなめ肝要切要緊要重大主要須要しゅよう必須ひっす不可欠

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普及版 字通 「喫緊」の読み・字形・画数・意味

【喫緊】きつきん

緊要。最重要。〔中庸章句、十二〕鳶飛んで天に(いた)り、魚(うを)淵にる。氏曰く、此の一、子思緊に人の爲にする處、活地なり。讀む、其れ思ひを致せ。

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