嗣君(読み)しくん

精選版 日本国語大辞典 「嗣君」の意味・読み・例文・類語

し‐くん【嗣君】

〘名〙 天皇あとつぎ皇太子嗣子。また、家のあとつぎを敬っていう語。
※孜孜斎詩話(1800頃)上「以正庵嗣君侍読」 〔春秋左伝‐成公九年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「嗣君」の意味・読み・例文・類語

し‐くん【嗣君】

君主後継者。あとつぎの君。よつぎの君。
跡継ぎの子の敬称長男。嗣子。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「嗣君」の読み・字形・画数・意味

【嗣君】しくん

あとつぎ。新しい即位者。〔左伝、成十八年〕、晉に如(ゆ)くとは、嗣君にするなり。

字通「嗣」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android