器質(読み)きしつ

精選版 日本国語大辞典 「器質」の意味・読み・例文・類語

き‐しつ【器質】

〘名〙
器量資質。また、立派な素質
医学で、生体器官の実質組織をいう。からだの一部内臓の組織の本質

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デジタル大辞泉 「器質」の意味・読み・例文・類語

き‐しつ【器質】

臓器や器官に認められる形態的・解剖的性質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「器質」の読み・字形・画数・意味

【器質】きしつ

器量と素質。〔南史、柳元景伝〕元景少(わか)くして弓馬(なら)ひ、數(しばしば)に隨ひて蠻を伐ち、を以てせらる。言語寡(すく)なく、り。

字通「器」の項目を見る

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