嚮導艦(読み)きょうどうかん

精選版 日本国語大辞典 「嚮導艦」の意味・読み・例文・類語

きょうどう‐かん キャウダウ‥【嚮導艦】

〘名〙 他の艦船を案内したり指揮したりする艦。艦隊中にあって、平時には航行水先案内を、戦闘時には全体の指揮にあたるもので、多くはこれに司令官が乗っている。
官報‐明治三八年(1905)七月二八日「二十四日各嚮導艦をして順次輸送船を掃海面に誘導せしめ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「嚮導艦」の意味・読み・例文・類語

きょうどう‐かん〔キヤウダウ‐〕【×嚮導艦】

艦隊の行動基準となったり、他の艦船を案内したりする軍艦

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android