囃す(読み)ハヤス

デジタル大辞泉 「囃す」の意味・読み・例文・類語

はや・す【×囃す】

[動サ五(四)]《「栄やす」と同語源》
手を打ったり、声を出したりして歌舞調子をとる。「手拍子を打って―・す」
囃子はやしを奏する。「笛太鼓で―・す」
声をそろえてあざけったり、ほめそやしたりする。「弱虫あいと―・す」「やんやと―・されて得意になる」
取引市場で、値を上げる材料として言いたてる。「不況に強い食品株が―・される」
[可能]はやせる
[類語](2奏でる奏する弾く爪弾くかき鳴らす弾ずる/(3やじるからかう冷やかす茶化すおひゃらかすおちゃらかすふざける混ぜ返すおちょくるなぶるもてあそぶ玩具おもちゃにする野次を飛ばす洒落しゃれのめす半畳を入れる茶茶を入れる揶揄やゆ玩弄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android