四・肆(読み)し

精選版 日本国語大辞典 「四・肆」の意味・読み・例文・類語

し【四・肆】

〘名〙
① 数の名。三の次の数。よ。よっつ。よつ。よん。
万葉(8C後)一六・三八二七「一二の目のみにはあらず五六三四(し)さへありけり双六の采(さえ)
史記抄(1477)一七「日本にまなの一二三と云て、壱弐参肆伍陸漆捌玖拾佰仟万と書ぞ」 〔易経‐繋辞上〕 〔論語‐子罕〕
② 四番目。
※枕(10C終)九〇「舞姫は、相尹の馬の頭の女、染殿式部卿の宮の上の御おとうとの四の君の御腹

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android