四体(読み)シタイ

デジタル大辞泉 「四体」の意味・読み・例文・類語

し‐たい【四体】

頭・胴・手・足。全身。→五体
「―の痛も打ち忘れ」〈鉄腸南洋の大波瀾〉

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精選版 日本国語大辞典 「四体」の意味・読み・例文・類語

し‐たい【四体】

〘名〙
① 頭・胴・手・足。また、からだ全体をいう。全身。〔十巻本和名抄(934頃)〕
都鄙問答(1739)二「先四体(シタイ)は一つなれども、首は上に有て足の代にならず」 〔論語‐微子〕
俳句風体の四種の別。雅体・野体・俗体・鄙体(ひたい)をいう。
③ 書の四つの体。草・章草・隷・散隷、または古文・篆・隷・草をいう。

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普及版 字通 「四体」の読み・字形・画数・意味

【四体】したい

手足。〔論語、微子〕子路問うて曰く、子(し)、夫子(ふうし)を見たるかと。人曰く、四體めず、五たず、孰(たれ)をか夫子と爲すと。其の杖を植(た)てて(くさぎ)る。

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