四十振袖(読み)しじゅうふりそで

精選版 日本国語大辞典 「四十振袖」の意味・読み・例文・類語

しじゅう‐ふりそで シジフ‥【四十振袖】

〘名〙 女が四〇歳頃になって、なお振り袖を着ること。転じて、年とった女が不似合いな若作りをすること。また、その女。
※浄瑠璃・日本武尊吾妻鑑(1720)二「四十ふり袖、投げ島田男選(ゑら)みに年たけて」

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デジタル大辞泉 「四十振袖」の意味・読み・例文・類語

しじゅう‐ふりそで〔シジフ‐〕【四十振袖】

女性が40歳ごろになっても、まだ振袖を着ること。女性が若づくりをすること。また、その女性。→四十島田しまだ

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