四季帳(読み)シキチョウ

デジタル大辞泉 「四季帳」の意味・読み・例文・類語

しき‐ちょう〔‐チヤウ〕【四季帳】

律令制で、課役賦課、および官人僧侶になった者の課役の免除を調査し、記録した帳簿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四季帳」の意味・読み・例文・類語

しき‐ちょう ‥チャウ【四季帳】

〘名〙 令制下で作成された帳簿の一つ。四孟月(一・四・七・一〇月)に各国から課役の徴収、および免除すべき人名を調査して申請したのでいう。季帳。四季徴免課役帳。
正倉院文書‐天平六年(734)出雲国計会帳「四季帳四巻」

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