四宿(読み)シシュク

デジタル大辞泉 「四宿」の意味・読み・例文・類語

し‐しゅく【四宿】

四駅しえき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四宿」の意味・読み・例文・類語

し‐しゅく【四宿】

江戸から各街道への出入口にあたる四つ宿場日光奥州街道千住中山道板橋甲州青梅街道内藤新宿東海道品川の四つをいう。四駅

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世界大百科事典(旧版)内の四宿の言及

【岡場所】より

…所在地域としては,三田,麻布,市ヶ谷,本郷,浅草,本所,深川など広範囲にわたり,同一地域内に数ヵ所の岡場所があることも多かった。なお,当時も品川,新宿,板橋,千住の四宿(ししゆく)を岡場所に含めているが,これらは飯盛(めしもり)女として半公認の地区であったから,他の場所とは区別して考えるべきである。寛政・天保改革における取締りでも四宿は対象外であった。…

【品川】より

…品川宿に,府中宿(駿府),草津宿とともに,荷物貫目改所(かんめあらためしよ)が設置されていたことは,この宿の重要性を示すものであろう。品川宿が東海道の第1宿であったことは,ここが江戸の出入口であると考えられ,千住(日光道中),板橋(中山道),内藤新宿(甲州道中)とともに四宿といわれ,江戸の内外を分ける一つの目安となった。江戸から東海道を旅するものの見送りは品川宿までを第一としている。…

※「四宿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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