四方竜文(2代)(読み)しかた りゅうぶん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「四方竜文(2代)」の解説

四方竜文(2代) しかた-りゅうぶん

1780-1841 江戸時代後期の鋳金家。
安永9年生まれ。初代四方竜文の長男鉄瓶のほか,文人好みの中国風の香炉,文房具などをつくる。頼山陽(らい-さんよう),青木木米(もくべい)らとまじわり,隠居後は陶器も手がけた。門人に秦(はた)蔵六ら。2代以降,竜文堂と号した。天保(てんぽう)12年11月5日死去。62歳。通称は安之助。隠居名は安平。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android