デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「四方竜文(3代)」の解説 四方竜文(3代) しかた-りゅうぶん 1796-1850 江戸時代後期の鋳金家。寛政8年生まれ。文政10年京都に出,のち竜文堂をつぐ。鉄瓶の製作にすぐれ,和歌,俳諧(はいかい),茶道にも通じた。舶来のブリキをつかって茶入れ,矢立てなどをつくった。嘉永(かえい)3年3月17日死去。55歳。越後(えちご)(新潟県)出身。本姓は広島。幼名は伝造。通称は安之助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例