四生の苦輪(読み)ししょうのくりん

精選版 日本国語大辞典 「四生の苦輪」の意味・読み・例文・類語

ししょう【四生】 の 苦輪(くりん)

仏語。一切の衆生四種の生まれ方をして生死の苦をなめ、輪廻(りんね)すること。
源平盛衰記(14C前)一八「痛哉再帰三途之火坑。重永廻四生之苦輪(しシャウノクリン)

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デジタル大辞泉 「四生の苦輪」の意味・読み・例文・類語

ししょう‐の‐くりん〔シシヤウ‐〕【四生の苦輪】

仏語。一切の衆生しゅじょうが4種の生まれ方をし、生死の苦しみが輪の回転のように続いて止まらないこと。

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