四角四境祭(読み)シカクシキョウサイ

デジタル大辞泉 「四角四境祭」の意味・読み・例文・類語

しかく‐しきょうさい〔‐シキヤウサイ〕【四角四境祭】

陰陽道おんようどうで、疫神災厄をはらうために、家の四隅と国の四方の境で行った祭祀さいし。また、朝廷で、陰暦6月と12月みそかに行った鎮火祭と、道饗みちあえの祭り。四角四境の祭り。四角四堺しかいの祭り。四境祭

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精選版 日本国語大辞典 「四角四境祭」の意味・読み・例文・類語

しかくしきょう‐の‐まつり シカクシキャウ‥【四角四境祭】

連語〙 =しかくしかいのまつり(四角四堺祭)吾妻鏡‐嘉禎元年(1235)一二月二〇日〕

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