四通(読み)しつう

精選版 日本国語大辞典 「四通」の意味・読み・例文・類語

し‐つう【四通】

〘名〙 道路四方へ通じていること。四達。転じて、繁華土地
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉初「肆を四通の街に開ひて、而して必ず人車輻輳の地也」 〔戦国策‐魏策上・哀王〕

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デジタル大辞泉 「四通」の意味・読み・例文・類語

し‐つう【四通】

[名](スル)交通網通信網などが四方に通じていること。四達。「運河四通する水の都」

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普及版 字通 「四通」の読み・字形・画数・意味

【四通】しつう

四方に通ずる。〔史記、貨殖伝〕蠡(はんれい)~陶に之(ゆ)きて朱と爲る。~以爲(おも)へらく、陶は天下の中、侯四し、物の易するなり。

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