四韻(読み)しいん

精選版 日本国語大辞典 「四韻」の意味・読み・例文・類語

し‐いん ‥ヰン【四韻】

〘名〙
① 平(ひょう)・上・去・入の四声をいう。
四つの韻。また、脚韻が四つある八句の詩。律詩
懐風藻(751)暮春於弟園池置酒〈藤原万里〉「宜四韻、各述所懐云爾」 〔王勃‐滕王閣序〕

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デジタル大辞泉 「四韻」の意味・読み・例文・類語

し‐いん〔‐ヰン〕【四韻】

四声しせい」に同じ。
四つの韻脚をもつ8句の律詩。
博士の人々は―、ただの人は、大臣おとどをはじめ奉りて、絶句ぜく作り給ふ」〈少女

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普及版 字通 「四韻」の読み・字形・画数・意味

【四韻】しいん

律詩。

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