回線リセール(読み)カイセンリセール

デジタル大辞泉 「回線リセール」の意味・読み・例文・類語

かいせん‐リセール〔クワイセン‐〕【回線リセール】

channel resale》⇒回線再販

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「回線リセール」の意味・わかりやすい解説

回線リセール
かいせんリセール

第1種電気通信事業者の提供する高速デジタル回線容量小口に分割して利用者に提供するサービス。高速デジタル回線の料金体系は大容量になるほど割安となるため,多重化装置によって1つの回線の容量を小口に分割して再販売利用することで差益を獲得することができる。いわば高速デジタル回線の小売業として位置づけることもできるが,分割した両端公衆回線に接続して電話などの音声サービスとして提供することは禁止されており,企業などの専用回線に接続して利用される。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「回線リセール」の解説

回線リセール

電気通信回線を設置する事業者であるNTTや第二電電、日本テレコム、日本高速通信網などの第一種電気通信事業者から借りた回線を顧客に再販売(また貸し)すること。こうした回線リセールを事業とする企業は回線リセール業者と呼ばれる。

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