回転半径(読み)かいてんはんけい

精選版 日本国語大辞典 「回転半径」の意味・読み・例文・類語

かいてん‐はんけい クヮイテン‥【回転半径】

〘名〙 ある軸のまわりの剛体回転と同等の効果を表わすような、剛体と質量の等しい質点の、その軸のまわりの回転の半径

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デジタル大辞泉 「回転半径」の意味・読み・例文・類語

かいてん‐はんけい〔クワイテン‐〕【回転半径】

回転するときの軌道の半径。「自動車回転半径
ある軸のまわりの慣性モーメントとその剛体の質量との比の平方根

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「回転半径」の意味・わかりやすい解説

回転半径
かいてんはんけい
radius of gyration

物体慣性モーメント I と全質量 M との関係IMk2 と表わすとき,k を回転半径という。

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世界大百科事典(旧版)内の回転半径の言及

【慣性モーメント】より

Mは物体の質量で,この関係を平行軸の定理という。IMκ2とおいてκを回転半径と呼ぶこともある。半径aの一様な球の直径のまわりの回転半径はに,接線のまわりの回転半径はに等しい。…

※「回転半径」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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