回転移動（読み）かいてんいどう

精選版 日本国語大辞典

かいてん‐いどう クヮイテン‥【回転移動】

〘名〙 平面や空間の点や図形が、ある点や直線のまわりを一定の角度だけまわること。また、その点や図形をまわす操作。回転。

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

かいてん‐いどう〔クワイテン‐〕【回転移動】

平面または空間で、点または図形が、その形および大きさを変えることなく、一定点を中心としてある角度回転し、他の位置に移動すること。

出典　小学館

改訂新版　世界大百科事典

回転移動 (かいてんいどう)

→合同変換

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」

世界大百科事典（旧版）内の回転移動の言及

【合同変換】より

…平面上の各点をその平面上の点にうつす写像によって，任意の2点間の距離が不変に保たれるとき，この写像を合同変換，または運動という。平面上の各点を一定の方向に一定の距離だけずらせた点にうつす平行移動(図1)，平面上の各点を一定点のまわりに一定角だけ回転した点にうつす回転移動(図2)，平面上の各点を一定直線に関して対称な点にうつす折返し(対称移動)(図3)はいずれも平面上の合同変換である。平面上の合同変換によって平面はそれ自身の上に1対1にうつり，図形は位置を変えるだけでその形や大きさを変えない。…

※「回転移動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」