回転翼形真空ポンプ(読み)かいてんよくがたしんくうぽんぷ

世界大百科事典(旧版)内の回転翼形真空ポンプの言及

【真空ポンプ】より

…いずれもシリンダーの一部を油タンクにおさめるなどしてしゅう動部分が内部潤滑油によりシールされ,この油がすきま容積に入って残気量を著しく小さくするため到達圧力を低くすることができる。回転翼形真空ポンプは,図2に示すように,偏心ローターの直径方向の溝におさめられている2枚の翼がばねでシリンダー内壁に押しつけられている。ローターの回転に従い,シリンダー,ローターおよび羽根でかこまれた容積が変化して1回転で2回の吸込み,吐出作用を行う。…

※「回転翼形真空ポンプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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