団菊左時代(読み)だんきくさじだい

旺文社日本史事典 三訂版 「団菊左時代」の解説

団菊左時代
だんきくさじだい

明治中期の歌舞伎の中興時代
1889年歌舞伎座ができたころから,9代市川団十郎,5代尾上菊五郎,初代市川左団次の3名優が技芸競い,歌舞伎が再び盛んになった時代をいう。1903年団十郎・菊五郎,'04年左団次とあいついで死没し,団菊左時代は終わった。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android