精選版 日本国語大辞典 「図星」の意味・読み・例文・類語
ず‐ぼし ヅ‥【図星】
〘名〙
② 見こんだところ。目あてのところ。思い設けた的。思うつぼ。急所。
※俳諧・鷹筑波(1638)五「図星(ヅホシ)をやただして針を立ぬらん 唐土(たうど)へ舟ををし渡すなり〈還跡〉」
※付焼刃(1905)〈幸田露伴〉四「ソラ来た。愈々思ふ通りに事が運んで行くぞ。図星大中りだ」
③ 指摘された通りであること。
④ =ずぼうし(図法師)
※俳諧・広原海(1703)一「灸の伝・真っ更(さら)我は生き図法師」
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