囹圄(読み)れいご

精選版 日本国語大辞典 「囹圄」の意味・読み・例文・類語

れい‐ご【囹圄】

〘名〙 (「ご」は「圄」の呉音) =れいぎょ(囹圄)
※勝鬘経義疏(611)十大受章「在囹圄幽」

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デジタル大辞泉 「囹圄」の意味・読み・例文・類語

れい‐ご【××圄/××圉】

れいぎょ(囹圄)」に同じ。
「且老奴、久しく―の中に呻吟し」〈東海散士佳人之奇遇

れい‐ぎょ【××圄/××圉】

囚人を捕らえて閉じこめておく所。牢屋ろうや獄舎。れいご。

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普及版 字通 「囹圄」の読み・字形・画数・意味

【囹圄】れいぎよ・れいご

ひとや。〔礼記月令〕(仲春の月)司に命じて、囹圄を省き、桎梏(しつこく)を去り、肆掠(しりやく)すること毋(な)く、獄を止めしむ。

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