固形アルコール(読み)こけいアルコール

精選版 日本国語大辞典 「固形アルコール」の意味・読み・例文・類語

こけい‐アルコール【固形アルコール】

〘名〙 (アルコールは alcohol) 石けん、酢酸セルロースなどにアルコールを吸収させた固形燃料携帯用。〔訂正増補新らしい言葉字引(1919)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「固形アルコール」の意味・読み・例文・類語

こけい‐アルコール【固形アルコール】

固形燃料

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「固形アルコール」の意味・わかりやすい解説

固形アルコール【こけいアルコール】

燃料用アルコールを固形物に吸収させたもの。セッケン類にアルコールを吸収させたもの,アセチルセルロース氷酢酸またはアセトンに溶かしアルコールを混和してゲル状にしたものなどがある。缶に入れ携帯用燃料として市販されている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「固形アルコール」の意味・わかりやすい解説

固形アルコール
こけいあるこーる

登山キャンプなどに用いられる携帯用燃料。せっけん類あるいは酢酸セルロースにアルコールを含ませてゲル状にしたものである。缶に入れて市販されており、点火が容易なうえ、雨などで湿っていても燃える利点をもっている。簡単な室内での調理にも使われる。

[廣田 穰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android