国を売る（読み）くにをうる

精選版 日本国語大辞典

くに【国】 を 売(う)る

自分の利益のために、自国の利益や安全を犠牲にして、敵国の利益になる行為をする。

※学問のすゝめ（1872‐76）〈福沢諭吉〉三「国民に独立の気力愈少なければ、国を売るの禍も随て益大なる可し」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

国くにを売う・る

自分の利益のために、自国の安全などを犠牲にして、他国に有利な行為をする。
[補説]「国」は、国都（長安）の意とも、国家（の組織）の意ともいう。

出典　小学館