国和市(読み)くにわし

世界大百科事典(旧版)内の国和市の言及

【国市】より

…これは山間荘園阿弖川荘での綿相場がおそらく海岸平野部か紀ノ川沿岸地域に成立していた有力市,すなわち国市での相場を参考に決められていたことを示すものといえる。また国には地方・郷土・田舎といった意味があり,中世に“国和市(くにわし)”(和市)が京都など中央からみた場合の地方の相場を意味していたこともあるので,国市も地方の市ないし田舎の市の意味をもっていたということも考えられる。【佐々木 銀弥】。…

※「国和市」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android