精選版 日本国語大辞典 「国家資本」の意味・読み・例文・類語
こっか‐しほん コクカ‥【国家資本】
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国営銀行や公社、公団、公庫、営団、金庫などの公共企業に投資されたり、ときには民間私企業に貸付などを通して融資されている、国家の所有に属する資本をいう。経済活動がおもに私的資本によって担われている資本主義経済体制のもとにあっては、国家資本は一般に補助的な役割を果たすものとされるが、歴史的にも実態的にも、その役割は小さなものではない。私的資本の規模が小さい資本主義の初期段階や発展途上国などでは、国家資本による企業活動が産業経済発展の主導的役割を担っているし、産業経済の円滑な発展のためには、上下水道、道路交通、通信などの社会資本の整備のための国家資本の活用が不可欠である。現代の資本主義がしばしば公・私混合二重経済体制であるといわれるように、国家の民間経済への政策的介入のみならず、国・公営の公共企業や公資本・信用等々の国家資本の機能はますます拡大する傾向にある。
[吉家清次]
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