国次(1)(読み)くにつぐ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国次(1)」の解説

国次(1) くにつぐ

?-? 鎌倉時代刀工
山城(京都府)来(らい)派の国俊(くにとし)の門人で,国光(くにみつ)の従兄弟という。一説には相州正宗弟子といわれ,相州物の影響をうけていることから「鎌倉来」とよばれる。国宝脇差1口(ふり)のほか,重要文化財の作刀7口がある。元徳(げんとく)(1329-31)のころの人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android