国貞(初代)(読み)くにさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国貞(初代)」の解説

国貞(初代) くにさだ

1590-1652 江戸時代前期の刀工
天正(てんしょう)18年生まれ。真改(しんかい)(2代国貞)の父。京都の国広(くにひろ)にまなぶ。一説に国儔(くにとも)の門人とも。大坂に出,郷里日向(ひゅうが)(宮崎県)の飫肥(おび)藩主伊東祐久(すけひさ)につかえた。銘は「和泉守(いずみのかみ)藤原国貞」など。慶安5年5月5日死去。63歳。姓は井上。名は良広。通称は作之允。号は道和。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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