国際法定計量機関(読み)こくさいほうていけいりょうきかん(英語表記)Organisation Internationale de Métrologie Légale フランス語

日本大百科全書(ニッポニカ) 「国際法定計量機関」の意味・わかりやすい解説

国際法定計量機関
こくさいほうていけいりょうきかん
Organisation Internationale de Métrologie Légale フランス語
International Organization of Legal Metrology 英語

計量器の使用から生じる技術上・行政上の諸問題を国際的に解決することを目的として1955年に22か国の参加で設立された条約機関。略称OIML。取引や証明に使用される各種計量器の構造性能、検査方法などについての国際勧告を作成することがおもな仕事である。日本は1961年(昭和36)にこの条約に加盟した。事務局(BIML:Bureau international de Métrologie légale〈フランス語〉、International Bureau of Legal Metrology〈英語〉)はパリにある。

[小泉袈裟勝・今井秀孝 2015年4月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android