土方久徴(読み)ヒジカタヒサアキラ

デジタル大辞泉 「土方久徴」の意味・読み・例文・類語

ひじかた‐ひさあきら〔ひぢかた‐〕【土方久徴】

[1870~1942]銀行家三重の生まれ。日本銀行から日本興業銀行へ転じて総裁を務めた後、日銀に戻り副総裁・総裁に就任金融恐慌世界恐慌への対策に尽力した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土方久徴」の解説

土方久徴 ひじかた-ひさあきら

1870-1942 明治-昭和時代前期の銀行家。
明治3年9月14日生まれ。28年日本銀行にはいる。イギリス,ベルギー留学。大正7年日本興業銀行総裁に転じ,15年日本銀行にもどり副総裁,昭和3年総裁となり,金融恐慌,金解禁などにとりくむ。貴族院議員。昭和17年8月25日死去。73歳。伊勢(いせ)(三重県)出身。帝国大学卒。

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