土谷一光(初代)(読み)つちや いっこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土谷一光(初代)」の解説

土谷一光(初代) つちや-いっこう

1809-1882 江戸後期-明治時代陶工
文化6年生まれ。越中富山藩主前田利保(としやす)につかえ,一光の号をあたえられる。安政のころ埴生(はにゅう)焼の竹亭窯の製陶をたすけた。文久2年加賀金沢藩主前田斉泰(なりやす)に御用唐津師としてつかえ,ついで金沢鶯谷,京都で製陶に従事した。のち横萩と改姓。明治15年死去。74歳。越中出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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