朝日日本歴史人物事典 「坂合部唐」の解説
坂合部唐
7世紀後半~8世紀初の官人。名は「もろこし」とも読む。姓は宿禰。刑部親王(忍壁皇子),藤原不比等らと共に,大宝律令の編纂に携わったが,令の選定終了に伴い,文武4(700)年6月禄を賜った。時に位階は勤大肆。慶雲1(704)年7月正五位下を贈られているから,そのころ死亡したとみられる。
(館野和己)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(館野和己)
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