坐さふ(読み)イマサウ

デジタル大辞泉 「坐さふ」の意味・読み・例文・類語

いまさ・う〔いまさふ〕【×坐さふ】

[動ハ四]《動詞「います」の連用形「いまし」に、皆が…する意の「あ(合)う」の付いた「いましあう」の音変化。また、動詞「います」の未然形「いまさ」に継続助動詞」の付いたものとも》(人々が)いらっしゃる。…でいらっしゃる。いまそう。
「道を志して、世間よのなか位冠くらゐかがふりをばねがはず―・へどもなも」〈続紀宣命・四一詔〉

まさ・う〔まさふ〕【×坐さふ】

[連語]《動詞「ます」に補助動詞あ(合)う」の付いた「ましあう」の音変化。一説に「」は反復継続の助動詞とも》複数の人が、いらっしゃる。ずっと…していらっしゃる。
「さかしき臣等おみたちの世をかさねて仕へまつり―・へること」〈続紀・宣命・詔五二〉

いまそう〔いまさふ〕【×坐さふ】

[動ハ四]いまさう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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