城塁(読み)じょうるい

精選版 日本国語大辞典 「城塁」の意味・読み・例文・類語

じょう‐るい ジャウ‥【城塁】

〘名〙
① 城の周囲の土の垣(かき)土居(どい)
※旅‐昭和九年(1934)一一月号・古城を語る〈大類伸〉「草の生ひ茂った土手もそれが昔の城塁(ジャウルヰ)であることが分れば」
② しろ。とりで。〔書言字考節用集(1717)〕
国体新論(1874)〈加藤弘之〉五「軍隊兵艦を備へざる可らず。城塁保砦を築かざる可らず」 〔魏志‐劉馥伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「城塁」の意味・読み・例文・類語

じょう‐るい〔ジヤウ‐〕【城塁】

とりで。しろ。「城塁を築く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「城塁」の読み・字形・画数・意味

【城塁】じようるい

とりで。

字通「城」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android