堀江玄三(読み)ほりえ げんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀江玄三」の解説

堀江玄三 ほりえ-げんぞう

1821*-1864 江戸時代後期の医師。
文政3年12月26日生まれ。信濃(しなの)(長野県)松本藩医。江戸で医学,とくに種痘の術を習得してかえり,藩主嗣子に種痘をほどこした。松本における種痘のはじまりであった。京都をめざす天狗党の軍との戦い元治(げんじ)元年11月20日戦死。45歳。本姓は永持。通称は義祐。号は俊斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android