堆漆(読み)ツイシツ

デジタル大辞泉 「堆漆」の意味・読み・例文・類語

つい‐しつ【堆漆】

堆朱堆黒堆紅など、漆を厚く塗り重ねて文様を彫り込んだものの総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「堆漆」の意味・読み・例文・類語

つい‐しつ【堆漆】

〘名〙 漆芸技法一つ。各種の色漆を塗り重ねて断層を表わしたもの。日本では彫漆一種とする場合が多い。〔異制庭訓往来(14C中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android