報時球(読み)ほうじきゅう

精選版 日本国語大辞典 「報時球」の意味・読み・例文・類語

ほうじ‐きゅう ‥キウ【報時球】

〘名〙 主要港の埠頭(ふとう)で、停泊中の船舶正午時刻を通報する標識球。時球。報午球

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の報時球の言及

【時刻】より

…正午砲のための標準時計の較正や,全国電信局への有線による正午報時の発信などのサービスが開始された。 1902年になると,横浜,神戸港で落球による正午報時(報時球)が開始された。08年にはさらに門司港がこれに加わった。…

※「報時球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android