塩っぱい(読み)ショッパイ

デジタル大辞泉 「塩っぱい」の意味・読み・例文・類語

しょっぱ・い【塩っぱい】

[形]
塩味が濃い。塩辛い。「―・い漬物
勘定高い。けちである。「―・いおやじ」
困惑嫌悪で顔をしかめるさま。「―・い顔をする」
声がしわがれている。声がかれ、かすれている。「―・い声を張り上げる」
見劣りがする。つまらない出来である。もと相撲で弱いことをいった語。「―・い試合」「―・い仕上がり」
[派生]しょっぱさ[名]
[類語](1塩辛いからい辛口辛め辛み鹹味かんみぴり辛甘じょっぱい(舌に辛みを感じるさま)ぴりっとぴりりとぴりぴりひりひり/(2けち吝嗇りんしょくしみったれしわい渋い細かいみみっちい貧乏臭い貧乏たらしいいじましいさもしい卑しいせこい陋劣ろうれつけちけちけち臭い世知辛いこすい安っぽい安手ちゃちみすぼらしいぼろい貧相貧弱むさくるしい所帯染みる(けちな人)けちん坊しわん坊握り屋締まり屋吝嗇漢守銭奴しゅせんど倹約家始末屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android