塩噌(読み)えんそ

精選版 日本国語大辞典 「塩噌」の意味・読み・例文・類語

えん‐そ【塩噌】

〘名〙
① 塩とみそ
今堀日吉神社文書‐延徳元年(1489)一一月四日「塩増雑事は、神主可用意
② みその異称。〔浜荻仙台)(1813頃)〕
日常食べ物。また、日々の生活塩酢(えんそ)
譬喩尽(1786)八「塩噌(ヱンソ)世話とは世帯持(せたいもち)をいふ」

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デジタル大辞泉 「塩噌」の意味・読み・例文・類語

えん‐そ【塩×噌/塩酢】

(塩噌)塩と味噌
(塩酢)塩と酢。
日常の食べ物。また、日々の生活。
「―に困るやうなことはねえ」〈伎・三人吉三

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